Lady Gaga の中毒です。 / Gagaholic.

今度の火曜日に米議会でDADT法の廃止案を採決するそうです。
可決するには60議席必要で、また、その採決をマケイン議員が妨害しようとしているのだそうです。
そのためアメリカ国民へ向けて、ハリー・リード上院議員らの支援を自州の議員へ働きかけるようLady Gaga が求めています。
ムービー中では、具体的に支援する方法(電話です)まで紹介してます。
A Message from Lady Gaga to the Senate 
私自身は回りにそういう同性愛の人たちはいないし、また、日本には徴兵制もどこかで軍事行動をおこしてもいないので、なかなか実感はわきません。しかし、同姓愛の人たちを差別するのが間違ってるというのはわかります。
そもそも本人がどうすることもできない事で差別するのは間違いですよね。(特に、日本の民放などは、GAYをお笑いのネタにしてますよね、GAYでなくても露骨な女装どか…あれはひどい先入観を植え付けますよね。)
まあでも、海外のTVドラマでもGAYでお笑いとってるの沢山ありますからねえ…。。。

12日にVMA　8冠したのでお祝いムードかと思いきや、GagaサイトはDADT法修正採決支援一色になってます。
ホントに次から次へと新しいことへ向かってます。
まさしく世界でもっとも影響力のある人物ですね。

※ジョン･マケインは、この間の大統領選挙でオバマと争った共和党の硬派上院議員。DADT廃止を推進するオバマを批判している。

残念なことにDADTの廃止は実現できなかったようです。
共和党の壁は厚かったようです。
が、民主党も、”がっかりしているが、我々は今後も廃止へ向けて、努力を続ける”とスポークスマンを通して語っています。
GAGAも失望しているようです。
しかし、彼女の活動でDADTへの関心が高まったのは事実で（ABCニュースやCNNニュースなどのサイトにも取り上げられてますし、なんといっても私自身がDADTについて注意をむけることになった。）
彼女自身も自サイトで ”あきらめずに戦い続ける” と語っています。
12月にもう一度廃止案の機会があるようで、そのときに期待しましょう。

11/2の米国中間選挙。
民主歴史的敗北っていってました、ニュースで。
オバマ氏も経済対策、失業対策の失敗と自分の責任と語ってます。
Lady Gaga もTwitterに

「It is though reciprocal loyalty and dedication that vision becomes Justice; Justice for the nerds, the disenfranchised, + the insecure.　BTW 」

＿＿ようするに、愛国と反福祉¹って考えが正義になったってことね。つまり、あぶなかっしくて、権利も奪われた、ティーパーティ²のための正義ってことよね。＿＿

とショックな様子です。
なんか口をあんぐりあけてる様子が目に浮かびます。(か、舌打ちしてるか。)
紅茶党の(たぶん)Lady Gagaですが・・・コーヒーに変えたりはしないだろうなあ。

※1. 直訳すると相互忠誠と献身だけど、これだと意味が通らない、ここはやはり、ティーパーティの主張である「愛国と反福祉」と受け取るほうがわかりやすい
※2. ここも直はオタクだけど、はっきりティーパーティって言った方がわかりやすい。

ついに12月18日米上院でDADT廃止が可決されたようです。
よかったねえ、Gaga、おじさんも感涙です。
Twitterでも

Today I am so proud to be American. I wish I was home so I could throw a Parade. We are on the way...to full equality.
（今日、私はアメリカ人であることを誇りに思っている。家いてパレードに飛び込みたかった。私たちは完全に平等になりました。）

と喜びを語ってます。
ヨーロッパツアー中だからね。
民主党大敗したあとだけに、よかった、安心した。